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プランナーの独り言
トップページ > プランナーの独り言 > プランナーの独り言(鈴木)2017.11.01:古都金沢
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二級建築士・インテリアコーディネーター

鈴木 美奈子


加賀百万石の金沢に行ってきました!

美しい金沢駅と、カラクリの仕掛けが面白い『忍者寺』をご紹介したいと思います。

  


石川県金沢市
石川県のほぼ中央に位置する金沢。2015年に東京~金沢を結ぶ北陸新幹線が開通して以来、一年中観光客で大変な賑わいをみせています。
江戸時代、大名中最大の102万石を領した加賀藩の城下町として栄え、江戸・大阪・京の三都に次ぐ大都市でした。第二次世界大戦では、アメリカ軍からの空襲を受けなかったことから、市街地に歴史的風情が今なお残っている場所です。
            

~金沢駅~
世界で最も美しい駅100選に選ばれた金沢駅。 
硝子とアルミ合金からなる天井ドームは、強化ガラス3019枚、アルミフレーム6000本を使用して造られています。
硝子とパイプの大屋根は高さ30m、金沢を訪れる人にさし出す傘のイメージで、雨や雪の多い土地で濡れないようにという、もてなしの心を表現しているそうです。                
   鼓門
   鼓門柱
~鼓門~
ドームの先端で、厳かに佇むのが「鼓門(つづみもん)」です。
この鼓門には、米松の構造材が使われ、らせん状に組み上げられた柱と、カーブを描く面格子の屋根が特徴です。高さ13.7mの太い2本の柱に支えられた門は、伝統芸能である能楽・加賀宝生(かがほうしょう)の鼓をイメージしています。
鼓門の2本の柱の内部には送水管が通っており、もてなしドームの屋根に降り注いだ雨水は、この2本の柱の内にある送水管へと流れ、貯水槽に送られています。雨や雪がとても多い金沢で、大きな傘であるドームの水が柱の下に流れ込んでいく構造になっています。

この構造を知り、実際にそばで見てみると、圧倒される大きさと形状の美しさに感動を覚えました。
  
~忍者寺(妙立寺)~
加賀藩三代藩主 前田利常が創設。市内の寺院を集めた寺院群の監視所として建立したのが始まりで、江戸幕府が加賀藩征伐を計画していたほどだったことから、金沢城を外敵から守るために、忍者寺を作ったと伝えられています。複雑な建築構造と外的を欺く仕掛けから、忍者寺とも呼ばれています。

忍者寺と言っても、実際に忍者がいたわけではありません。

本堂は当時、お城以外3階建て以上の建物は禁止されていたことにより、外観は2階建てですが、内部は4階建て7層になっており、中2階、中々2階があり、部屋数は23、階段数は29もあります。
     
忍者寺

さい銭箱
さい銭箱
カラクリの一例をご紹介します。

さい銭箱・・・本堂正面に床にはめ込まれた「さい銭箱」は、敵に攻め込まれ

       た際に、フタを外すと「落とし穴」になるという仕掛け。

落とし穴階段・・・短い階段が迷路のように複雑にあり、床板を外すと落とし
                     穴になる仕掛。敵の侵攻を止める効果がある。

伝説の井戸・・・表向きには茶道用の水源として使われていたが、深さ25メー
       トルの井戸の途中には横穴があり、藩主が住む金沢城に続い
                   ていたという話が残されています。

明かりとり階段・・・階段の床板下の垂直な部分にある蹴込みに障子が貼られ
         ており、外敵が入ってきたら内側から足の影を確認して 
         槍などで攻撃できるように作られたもの。
障子階段

明かりとり階段


          

他にも各所に「隠し扉」や「隠し階段」「落とし穴」が点在し、お殿様が滞在する重要な部屋には、簡単にたどりつくことはできないようになっています。                                    

           
 ガイドさんの説明と共に忍者寺の魅力をたっぷり楽しめるので、一見の価値ありです!
私は、小学生の時に拝観したことがあったのですが、その時もとてもワクワクした記憶が残っています。改めて今、歴史的背景や建築を学んだ上で見学してみると、この時代に生きた様々な人や、この寺を造った人達のことを想像して、感慨にふけりました。
 






 
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